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働く意味は「お金のため」?お金以外の働く意味について

働いていてこう思ったことはありませんか?

「お金を得ること以外に働く意味ってあるの?」

当時の僕は「働く意味」について聞かれたとき、「お金と回答した人」と「お金以外の回答をした人」では、「お金以外の回答をした人」の方が、仕事をしている時間が充実しているような印象を持っていました。

また、一番最初の会社選びに失敗してブラック企業で働いてしまったので、「労働はお金を貰うために仕方なくやるもの」という考えしか持てず、お金以外の回答をする人の考え方が全く理解できなかったので、ただ漠然と「お金以外の目的を持って働くことができる人が羨ましい」と思っていました。

≫ブラック企業で働くメリットとは!?

しかし、自分に合った仕事を続けていく内に「お金以外の働く意味」について理解できる部分が多くなってきたので、当時の僕と同じように「今の仕事を充実させるために、お金以外に働く意味を見つけたい」と考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

働く意味=「お金」ではダメなの?

働く意味=「お金」ではダメなの?

まず始めに勘違いして欲しくないのですが、お金以外の働く意味はあると思っていますが、「お金のために働いています」と割り切った考え方に対して否定する気は全くありません。

理由は2つあります。

  • 「人が生きていく目的≠労働」ではない
  • お金を稼ぐ=社会貢献

「人が生きていく目的≠労働」については、下の記事で詳しくまとめていますのでここでは省きますが、~について詳しく紹介していますので、ぜひ読んでみてください。

≫「生きる意味」と「働く意味」の関係性について!

では、「お金を稼ぐ=社会貢献」について詳しく見ていきましょう。

 

お金を稼ぐ=社会貢献

多くの人がどこかの会社に所属して給料を貰っていると思いますが、会社は効率よく利益を上げるために存在します。

そして、その利益を上げるためには、どれだけ役に立ったかという「貢献度」と、その貢献を受けた「人数」で決まります。

お金の稼ぎ方

貢献度×人数

サービスを受けた人にとって品質が高い(貢献度が高い)サービスであれば、それに見合った金額が支払われ、またそのサービスをどれだけ多くの人に提供出来るかで利益が決まります。

そのため、会社はこの「貢献度」とサービスを受けてくれる「人数」を上げるために、常に変わっていく必要があるのですが、この貢献度を上げるためには誰かの役に立つ必要があり、誰かの役に立っている以上「社会への貢献」と言い換えることもできます。

つまり、どう思っていようが「会社に所属してお金を貰う」という行為そのものが「社会への貢献」なので、「お金にために働いてます」と割り切っていても働いているという行為そのものが重要なのです。

ただ、そうは言っても「どうせ働くなら満足して働きたい」という人が大半だと思うので、次では「お金以外」の目的を持って働いている人との違いについて紹介します。

 

働く意味が「お金」と「お金以外」の人の違い

働く意味が「お金」と「お金以外」の人の違い

少し前置きになりますが、人生で幸福感を感じる場面は色々あります。

その中でも「自分の行為で誰かが喜んでくれる」というのは、最高の幸福感を感じる内の1つです。

これは、何百年も集団生活の中で生きてきた人間の本能に近いもので大抵の人にあてはまります。

これを踏まえた上で「お金以外」の目的を持って働いている人を見ていると、「会社内」もしくは「会社の提供しているサービス(社会貢献)」を通じて人の役に立っているという実感を持って働いていることがわかります。

実際、株式会社ビズヒッツが働く男女500人を対象にした「仕事を楽しいと思うか?」といったアンケート調査の結果を見てみると、仕事が楽しいと思う瞬間のランキング1位は「感謝されたとき」となっています。

画像出典:仕事が楽しいと思う瞬間ランキング!男女500人アンケート調査

特に、お金以外の目的を持って働いてる人は「誰かの役に立っている」という実感を持って働くことで幸福感を得ています。

また、更に幸福感を得るために「もっとお客さんに喜んで貰いたい」「もっと社内で役に立ちたい」という気持ちで働いているため、「周りを幸せにするために時間と労力を注ぐ生き方」になっていきます。

この生き方は、充実した労働環境を構築する上でかなり強力な好循環サイクルを生み出します。

目の前にお客様がいて、その人が満足してくれることを一番に考えている人やお店にお金を払いたいと思うのは当然のことで、そのまま会社の評価にも繋がります。

結果的に会社で認められる機会も多くなり、更に仕事にハマっていくのです。

また経営者であれば、先ほど紹介した「貢献度×人数」の「貢献度」にも直結しているので、必然的にお金持ちが多くなります。

お金は「常に相手が喜ぶことを考えていような人」に集まりやすくなっているので、必然的に幸福感で満たされている人が多くなります。

余裕や自信にあふれていて、お金持ちは親切な人が多いと言われるのは、この「周りを幸せにするために時間と労力を注ぐ生き方」からきているのです。

 

関連記事

≫お金持ちに親切な人が多いのはなぜか?(記事執筆中)

≫周りの評価が気になってしまう原因と3つの対策!

 

お金以外の働く意味を持つために必要なもの

お金以外の働く意味を持つために必要なもの

働く意味に「お金以外」の目的を見つけるためには、「誰かの役に立っている」という認識が必要になってくるのですが、今の会社でこの認識を持つことは少し難しいかもしれません。

特に日本は、世界的に見ても「仕事満足度」で最下位の常連国です。

画像出典:『本物の「上司力」 「役割」に徹すればマネジメントはうまくいく』

これは、世界で一番仕事に対して、お金以外の目的を持たずに働いている国とも言えます。

では、なぜこのような働き方になるのか。

それは、会社が効率よく利益を求めるために組織化され、役割が決められたことで、貢献度(誰かの役に立っているという認識)が見えにくくなっているからです。

その与えられた役割が自分に合っていないと感じると貢献度が低くなるので満足な結果を残せないことも多いです。

海外では自分に合った仕事を見つけるために転職することは当たり前のことですが、日本では「自分に合わない」と思いながらも働きがいを感じられない仕事に向き合わざる負えない環境になっています。

また、貢献度(誰かの役に立っているという認識)が見えにくくなっているのは、会社が大きくなるほど顕著に現れます。

会社が大きくなればなるほど役割が増えていき、無理やり当てはめられ、そもそもその会社が提供しているサービス(社会貢献)やそれを実行するにあたっての志が置き去りになっていきます。

おそらく、今の会社のコンセプトを知らない、知っていても社長がどういった志で、誰(年齢、性別、職業など)に向けた、どんな不満を解消するためのサービスを提供しているのかをハッキリと言える人はそれほど多くないのではないでしょうか。

この部分が抜けてしまうと、目的がわからない、もしくは会社の方針に納得できないまま与えられた役割をこなすことになり、働く目的が「お金」以外の認識を持てなくなってしまうのです。

「誰かの役に立っている」という認識を持つためには「会社の貢献内容(サービス)」を知り、その貢献度を最大化するために必要があるのですが、それが出来る環境が整っていないことが多々あります。

 

 

好きなことを仕事にするの本当の意味

好きなことを仕事にするの本当の意味

では、そんな環境からどんな行動をとればいいの?と思う人もいるかもしれません。

手っ取り早い方法は、転職してしまうことです。

 

しかし、もし今の環境のまま行動したいという人は「副業」を始めてみてください。

最近ではシステムの発達を背景に、「多くの人が求める」ものを提供するといった考え方から、「自分が作りたいもの」で「他人の役に立つ」モノはないのかといった考え方に変わりつつあります。

今まで個人で出来ることが限られていましたが、そのハードルが年々下がってきているからです。

例えば、今まで大手企業が大金を払ってホームページを作っていたものが「ワードプレス」や「ベイス」の登場で個人が気軽にネットで集客し商品を提供できるようになりました。

テレビについても、「YouTube」の登場で個人で自分のチャンネルを持てるようになりました。

このように、個人が提供出来るサービスの幅が広がったことで、「自分のやりたいこと」と「人の役に立つこと」を重ねることが容易になりました。

そのため、副業から個人で起業してしまう人も多くなりました。

ただ、1つだけ注意して欲しいのが「仕事は他人のために働くもの」なので、自分のやりたいこと「だけ」では成り立たないことが多々あります。

そのため、最近よく見かける「好きなことで生きていく」は、自分のやりたいこと「だけ」に焦点があたったフレーズのように思います。

今の時代にあったキャッチフレーズだと思いますが、本当に実現するためには、辛いことや苦しいことにも目を向けながら続けるため「自分のやりたいこと」から始めるなどの工夫が必要になってきます。

 

まとめ:人はお金のために働いているのか

まとめ:人はお金のために働いているのか

この記事のまとめです。

「お金を得ること以外に働く意味ってあるの?」

この質問に対して、人それぞれ考え方がると思いますが、僕はあると思います。

しかし、そのためには人の役に立っているという実感を持って働いているということが重要になってきます。

これは、働く意味が「お金」と「お金以外」の人の違いで紹介した仕事が楽しいと思う瞬間のランキングからもわかりますし、今の仕事を通して理解できる部分も多々ありました。

それと同時に、今の日本でこの実感を持つことは難しいことも分かりました。

会社が効率よく利益を求めるために組織化され、役割が決められたことで、貢献度(誰かの役に立っているという認識)が見えにくい上、今の日本では転職出来るような環境が整っていないからです。

そうなると、自分に合わないと思いながらも働きがいを感じられない仕事と向き合わざる負えなくなり、満足な結果を残せなくなります。

では、そんな環境からどんな行動をとればいいの?と思う人もいるかもしれませんが、手っ取り早い方法は「転職」になります。

 

しかし、やっぱり転職に抵抗があるという人は、副業から始めてみることをオススメします。

個人が提供出来るサービスの幅が広がったことで、「自分のやりたいこと」と「人の役に立つこと」を重ねることが容易になりました。

ただ、1つだけ注意して欲しいのが「仕事は他人のために働くもの」なので、自分のやりたいこと「だけ」では成り立たないことが多々あるので、辛いことや苦しいことにも目を向けながら続けるための工夫なども必要です。

今の自分に向いていることや、やりたいことの見つけ方については、この記事も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

≫「このまま今の仕事を続けててもいいのかな?」と悩んでいる人へ!

以上がこの記事のまとめになります。

 

よくお金以外の目的を持って仕事をした方がいいよという人がいますが、「何でも物事は楽しくした方が自分のためにもなるよ」という意味合いであれば、人生を楽しく生きていくためにも受け入れた方がいいと思います。

しかし、仕事にのめり込んでいる人が「なんで一生懸命仕事できないの!?」という意味合いで言っているのであれば、あまり参考にしない方がいいかもしれません。

その仕事が自分に合っているかどうかは人それぞれです。

「自分はピーマン好きだから君も好きでしょ?食べなよ!」と言っているような物で、仕事の内容が合わないと感じてる人にとっては適切なアドバイスとは言えません。

むしろ仕事中心で生きている分、仕事環境から抜けると人生が成り立たなくなってしまいます。

そういった意味では、働く意味が「お金」と割り切っている人の方が人生を幸せに生きていくことが出来るかもしれません。

仕事と人生の関係性についてはこの記事で紹介しているので、興味のある方はあわせて読んでみてください。

≫「生きる意味」と「働く意味」の関係性について!

 

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